オートクチュール発想で仕立てる【書×アート】の命名書

顔や性格が一人ひとり異なるようにお名前の文字にも「その人ならではの個性」が宿った作品をお届けしたい。

ご依頼の背景を丁寧に伺い、お客さまと一緒にオンリーワンの作品を作り上げたい。

そんな想いから「name couture 紡(ネームクチュール つむぎ)」と名付けました。

ご両親の想いやメッセージを作品化します

墨一色のシンプルなデザインをはじめ水彩絵の具の装飾やイラストを取り入れたものまで
お客さまのご要望をふまえて作成し、これまで見たことのないような個性的なお名前アートを提案します。

実際にあったご要望としては…

●結婚式で着用したドレスの配色を入れて欲しい
●子どもの父親と祖父が海の仕事をしているから、海と鷲のイラストを入れて欲しい
●ハネムーン先で見た海の色を入れて欲しい
●とにかくお花いっぱいで可愛らしく
●シンプル&モダンでかっこよく

など、実にさまざま。

もちろん、私で表現できる範囲になりますが、
可能な限り、ご要望にお応えします。

すべての作品に真摯に向き合います

「3人目の子どもが産まれたから、命名書を書いてくれない?」

4年前、友人の依頼で書き始めた命名書。

『せっかく書くなら、ちょっと変わった作品にしたい』
と、私なりのアレンジを加えたものを作ったのが始まりでした。
その後、その友人のお知り合いにもご縁が広がり、作品をSNSに投稿しているうちに、気づいたら多くのご注文をいただくようになりました。

おかげさまで700人以上のお子さまの命名書をお作りしましたが、皆さん元気に産まれたお子さまばかりではありません。
転機となったのが、あるご両親からのご依頼でした。
産声を上げる前に虹の橋を渡ってしまった赤ちゃん。命が宿った証を残したいと、命名書を依頼してくださいました。

当時はまだ作品に色を入れるスタイルではなかったのですが、どうしても墨一色で仕上げた作品が腑に落ちず…あれこれ悩んだ末、お名前に色を添えることにしました。

このような提案をし、不快に思われてしまったらどうしよう…。
そう思いましたが、この作品を気に入っていただき、ありがたいことに感謝の言葉を頂戴しました。

『赤ちゃんと過ごした日々の愛おしさをいつまでも…』
『お母さんのおなかで過ごした温もりに包まれながら、安らぎのときを過ごしてほしい』

そんな想いを込めて作り上げた作品。

命は当たり前に授かるものではないし、その命を親御さんもお子さんも大切にしてほしい。
そして、一児の母でもある私は、名前を授けたときの想いを忘れず、子どもにたっぷりと愛情を注いでいかなくてはと、改めて感じたことを鮮明に覚えています。

このできごとから、
単純に名前を書く作家ではなく、ご両親の想いにしっかり寄り添い、未来を担う子どもたちのお守りとなるような作品を残していこうと心に決めました。

健やかな心根を育む架け橋となれたら

私には11歳の娘がいます。
娘が産まれたときには、今のように命名書を残したり、ニューボーンフォトを撮ったりする人は少なく、娘にもきちんとした命名書がありませんでした。

ところが、私が日々書き上げる命名書を目にしていた娘は、いつの日か「私にも命名書を作ってほしい」と言うようになりました。
ご注文を優先して作っていたので、娘の作品には手をつけられず、そうこうするうちに1年が経過。
「今さら喜んでくれるかなぁ?」と心配でしたが、10歳のB.D記念に命名書をプレゼントしたところ、想像を超えるリアクションで、今までのどの誕生日プレゼントよりも嬉しそうでした。

それ以来、我が家のリビングの特等席に命名書が鎮座していますが、自分の名前が飾られていることが娘にとっては誇らしいようです。

前置きが長くなりましたが、

自分の名前を日頃から目にする環境というのは、ひょっとして「両親から愛されている」という自覚や自信につながり、自分を好きになったり、認めたりできる要素のひとつになるのかもしれない…。

最近は、そんなことを思うようになりました。

そして、自己愛が生まれ、心に平和が生まれる。
家族やまわりの人も大切にできるような、優しい心根も育まれる。

お花を飾るような感覚で、命名書を飾っていただくことで、
好循環が生まれるきっかけになってくれたら嬉しいです。

「平和な未来を育む種」のような命名書を作り
その循環を世に広げていくこと。

恐れ多いですが、
これこそが私の使命だと思い、日々の作成に取り組んでいます。

【命名書の料金・納期など詳細】 ➡ コチラ

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